[戻る] |
■青森県のりんご農家で、無農薬栽培を成功させた、木村秋則氏をご存知だろうか。 周囲から変人呼ばわりされながらも、不可能と言われたりんごの無農薬栽培に挑戦し続けた。 艱難辛苦を乗り越え、紆余曲折の末、とうとう無農薬のりんごの花を咲かせた。 ■そんな木村氏の講演を、メディアを通して聞いた。 安全安心な無農薬栽培の必要性を熱心に訴え、そのノウハウを惜しげもなく公開する姿に、驚きと感動を覚えた。 講演の中で、彼が繰り返し力説していたのは、「やろう」という言葉だった。 ■木村氏のりんごは高価だが、収穫前から予約が入り、手に入れるのは至難のことらしい。 そんなりんごを栽培したいと、彼を頼ってくる人は多いものの、挫折するケースがほとんどのようである。 だからこそ、次のように「やろう」という言葉を繰り返すのだ。 ○「小さなことでも今出来ることを一所懸命やろう」 ○「壁を越えて、階段を一段ずつ上るようにやれば必ず到達する」 ○「やらないでいろいろ考えるよりやろう、頭の中で批判するな」 ○「出来ないのではなく、頭の中に壁をつくってやらないだけだ」 ■周りから非難されながらも、前人未踏の壁を乗り越え、結果を出した木村氏の言葉は重い。 ところが、多くの人は結果を出せない。 ○小さなことでもやらないからだ。 ○今出来ることをやらないからだ。 ○一所懸命やらないからだ。 ○壁をこえないからだ。 ○階段を一段ずつ上らないからだ。 ○考えるだけでやらないからだ。 ○頭の中で批判するからだ。 ○頭の中に壁をつくってやらないからだ。 ■「やろう」「やろう」「やろう」 |