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やらねば結果はでない  2016.4.4


『商業界5月号』が、
今注目の小山昇(ダスキン事業の株式会社武蔵野社長・経営セミナー主宰)
を特集している。
巻頭言で、編集長が小山昇の言を集約している。

「いつか いつかと 思うなら 今――。……
まず何でもやってみる。
行″が先で、考″が後。
やりもしないで『難しい』とか『無理だ』『できるわけがない』という人は、
自分がそれをやったことがないので、
できるかどうかが分からないにすぎない。
今やるか、一生やらないか――その二つしかありません」
                   『商業界』2016/5 9頁

正に経営とは、実践そのものに他なりません。
「いつやるか 今でしょう」
有名な進学塾講師も言っています。

わたしが経営相談で心掛けているのは、
相談者が≪すぐにでも取り組める具体的な経営手法≫を提案することです。
目を輝かせて「すぐやってみます」という相談者は少ない。
「やらない言い訳、出来ない言い訳」をする相談者が多い。
言い訳をする相談者は、口をあければ親鳥がエサを食べさせてくれると、勘違いしている。
「おいしいエサがどこそこにある」と教えられても、それを獲りに行く努力が面倒で嫌なのだ。
楽する経営には先がない。
実践する経営には可能性がある。
                   2016・4・4