■ あっという間の人生2024.11.29


仲間からLINEで、次の詩が送られてきた。

「あっという間の人生」
夢中で駆け抜ける十代
真剣に将来を考え始める二十代
人生の分かれ道を迎える三十代
迷いながら信じた道を進む四十代
残りの時間を意識して選択する五十代
自分を確立し始める六十代
長く生きてきたけれどまだやることがある七十代
年齢はただの数字心はまだ若い八十代
思い出は財産でも未来も大切にする九十代
多くを学んだという百歳
どの年代もあっという間に過ぎてゆく
行きたい所があるなら迷わず行く
会いたい人がいるなら会いに行く
やりたい事があるなら全てやる
人生は自分が思うより短く
いつ終わるかわからないから

衝撃を受けた。
自分の人生そのままではないか。
仲間に誰の詩か訊いてみた。
すると「知り合いからLINEされてきたので分からない」とのこと。
ネットで調べて見たら、次の詩集の中にあることが判明した。

書名:『そのままでいい−100万いいね!を集めた176の言葉−』
著者:田口久人
発行:潟fイスカヴァー・トゥエンティワン
発行日:2017年2月25日 第1刷
    2017年5月15日 第4刷

急ぎAmazonで購入した。
するとどうだ!
確かに「あっという間の人生」が掲載されている、が、驚いた。
微妙に言い回しが違っているし、七十代から百歳の部分がないのだ。

「あっという間の人生」
夢中で駆け抜ける10代
真剣に将来を考え始める20代
人生の分かれ道を迎える30代
迷いながら信じた道を突き進む40代
残りの時間を意識して選択する50代
自分を確立し始める60代
どの年代もあっという間に過ぎる
行きたい場所があるなら行く
会いたい人がいるなら会う
やりたいことがあるならすべてやる
人生は思ったよりも短く
いつ終わるのかもわからないから

仲間がLINEしてきたものは、著者の田口久人がその後、手を入れたものなのだろうか。
それとも他の誰かが、著者の了解を得て書き直したのだろうか。
著作権はどうなっているのだろうか。
内容はそれぞれ、違和感なく読めるので問題はない。
ただ、その疑問が解けないのが悔しい。

2024.11.29




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